この男性と以下のやり取りをした後の、薬剤師の説明内容として正しいのはどれか。2つ…
30 歳男性。喫煙歴10 年。1 週間前から禁煙を決意し、自分でたばこをやめてみた。しかし、このまま禁煙が続けられるのか不安があり、薬局を訪れて薬剤師に相談した。男性:禁煙に関して相談してもよろしいですか。薬剤師:なんでもどうぞ。男性: 実は、1 週間前にたばこをやめてから、ここ数日イライラしてしまって、禁煙をこのまま続けられるか不安です。薬剤師: 1 週間禁煙は続けられたけれども、これからも続けられるのか不安なのですね。
この男性と以下のやり取りをした後の、薬剤師の説明内容として正しいのはどれか。2つ選べ。男性: もし今後、禁煙が続かなくなりそうになったら、禁煙補助薬を使うことも考えてみたいのですが、どのような禁煙補助薬が薬局で買えるのか教えてください。薬剤師:はい。一般用医薬品の禁煙補助薬の特長や種類についてご説明します。男性:はい、参考にします。
- ⑴ ニコチン製剤はニコチン離脱症状をやわらげることが期待できます。ニコチン製剤はニコチンを補給し、イライラなどのニコチン離脱症状をやわらげます。
- ⑵ ニコチンパッチ製剤を使用しながら段階的に喫煙本数を減らすことができます。ニコチンパッチは使用開始と同時に禁煙し、喫煙しながら本数を減らす使い方はしません。
- ⑶ ニコチンパッチ製剤は、複数枚貼ることができるので、量を調節しやすいです。ニコチンパッチは1日1枚を貼るもので、複数枚貼ることはできません。
- ⑷ ニコチンガム製剤とニコチンパッチ製剤を同時に使用することはできません。一般用医薬品のニコチンガムとパッチは、ニコチン過量を避けるため同時に使用できません。
- ⑸ 現在、一般用医薬品として販売されている禁煙補助剤はニコチン製剤とバレニクリン製剤があります。バレニクリンは医療用医薬品で、一般用医薬品として販売されているのはニコチン製剤のみです。
解説
正解は⑴と⑷です。一般用医薬品の禁煙補助剤にはニコチンガムとニコチンパッチがあり、ニコチンを補ってイライラや集中困難などのニコチン離脱症状をやわらげ、禁煙を助けます。一般用医薬品のニコチンガムとパッチは同時に使用できず、どちらか一方を用います。ニコチンパッチは使用開始と同時に禁煙し、喫煙しながら本数を減らす使い方はしません。パッチは1日1枚を貼り、複数枚を貼ってはいけません。バレニクリンは医療用医薬品で、一般用医薬品としては販売されていない点に注意します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成