この男性の症状やこれまでの製品の使用経験などから、製品Dの鎮咳去痰薬を販売するこ…
40 歳男性。市販の咳止め薬の購入のため薬局を訪れた。男性は4 つの製品のそれぞれの特徴について薬剤師に説明を求めた。区分 成分(成人1 日量)(6 錠中)デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物製品A 第2 類90 mg(6 カプセル中)L-カルボシステイン750 mg、ブロムへ製品B 第2 類キシン塩酸塩12 mg(3 錠中)ジプロフィリン225 mg、dl-メチルエフェド製品C 指定第2 類 リン塩酸塩18.75 mg、ノスカピン30 mg、ジフェンヒドラミン塩酸塩45 mg(30 mL 中)ジヒドロコデインリン酸塩15 mg、グアイ製品D 指定第2 類 フェネシン85 mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩6 mg、無水カフェイン31 mg
この男性の症状やこれまでの製品の使用経験などから、製品Dの鎮咳去痰薬を販売することとなった。製品Dに関する記述として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 購入者が、他の店舗等から濫用等のおそれのある医薬品を購入していないか確認する必要がある。濫用等のおそれのある医薬品では、他の店舗等からの購入状況を確認する必要があります。
- ⑵ 特定販売ができない製品である。濫用等のおそれのある医薬品でも、確認などの条件を満たせば特定販売は可能です。
- ⑶ 販売者は、薬剤師に限られる。指定第2類医薬品は登録販売者も販売することができ、薬剤師に限られません。
- ⑷ 原則として一人一包装単位での販売となる。濫用等のおそれのある医薬品は、原則として一人一包装単位での販売とされています。
- ⑸ 購入者は、使用期限が過ぎた残薬を、購入した薬局に返却する必要がある。購入者に使用期限切れの残薬を購入した薬局へ返却する義務はありません。
解説
正解は⑴と⑷です。製品Dはジヒドロコデインリン酸塩を含み、濫用等のおそれのある医薬品に指定されています。販売時には、購入者が若年者である場合の氏名や年齢の確認、他の店舗での購入状況、適正な使用目的を確認しなければならず、原則として1人1包装単位での販売とされています(出題当時の規定)。指定第2類医薬品は登録販売者も販売でき、販売者は薬剤師に限られません。一定の条件を満たせば特定販売(インターネット販売など)も可能で、期限切れの残薬を薬局へ返却する義務もないとされています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成