薬剤師の説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。
40 歳男性。市販の咳止め薬の購入のため薬局を訪れた。男性は4 つの製品のそれぞれの特徴について薬剤師に説明を求めた。区分 成分(成人1 日量)(6 錠中)デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物製品A 第2 類90 mg(6 カプセル中)L-カルボシステイン750 mg、ブロムへ製品B 第2 類キシン塩酸塩12 mg(3 錠中)ジプロフィリン225 mg、dl-メチルエフェド製品C 指定第2 類 リン塩酸塩18.75 mg、ノスカピン30 mg、ジフェンヒドラミン塩酸塩45 mg(30 mL 中)ジヒドロコデインリン酸塩15 mg、グアイ製品D 指定第2 類 フェネシン85 mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩6 mg、無水カフェイン31 mg
薬剤師の説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 製品Aは、下痢症状があらわれることがあります。製品Aのデキストロメトルファンは中枢性鎮咳成分で、下痢は特徴的な副作用ではありません。
- ⑵ 製品Bは、2 つの去痰成分を含んでおり、痰により引き起こされる咳症状に有効です。製品BはL-カルボシステインとブロムヘキシンの2つの去痰成分を含み、痰による咳に有効です。
- ⑶ 製品Cは、胃の粘膜を保護する成分も含んでいます。製品Cの成分は気管支拡張・鎮咳・抗ヒスタミン成分で、胃粘膜保護成分は含まれていません。
- ⑷ 製品Cは、動悸があらわれることがあります。製品Cのメチルエフェドリンやジプロフィリンは心臓を刺激し、動悸が現れることがあります。
- ⑸ 製品Dは、解熱鎮痛成分も含んでいます。製品Dの無水カフェインは中枢興奮成分で、解熱鎮痛成分は含まれていません。
解説
正解は⑵と⑷です。製品BはL-カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩という2種類の去痰成分を含み、痰を出しやすくして痰による咳を和らげます。製品Cに含まれるdl-メチルエフェドリンはアドレナリン作動成分で、交感神経を刺激するため動悸が現れることがあり、ジプロフィリンも心臓を刺激します。製品Aのデキストロメトルファンは中枢性鎮咳成分で、下痢は特徴的な副作用ではありません。製品Cに胃粘膜保護成分は含まれず、製品Dのカフェインは解熱鎮痛成分ではなく中枢興奮成分です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成