窓を開けて換気を行っている講義室で、大学生が講義を受けている。講義開始時に400…
窓を開けて換気を行っている講義室で、大学生が講義を受けている。講義開始時に400 ppm(0.04%)であったCO2 濃度が徐々に増加し、1,400 ppm(0.14%)に達して一定となった。この講義室の換気量(m³/h)として、最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、講義室には大学生と教員を合わせて130 名がおり、大学生及び教員の一人あたりのCO2 排出量を0.022 m³/h、屋外のCO2 濃度を400 ppm(0.04%)とする。
- ⑴ 320320は濃度差の扱いを誤った値で、正しく計算すると約2,860 m³/hになります。
- ⑵ 810810は計算を誤った値で、発生量2.86 m³/hを濃度差0.001で割った値とは一致しません。
- ⑶ 1,8001,800は計算を誤った値で、正しい換気量は約2,860 m³/hです。
- ⑷ 2,9002.86 m³/h÷(0.0014-0.0004)=2,860 m³/hとなり、約2,900 m³/hです。
- ⑸ 8,9008,900は外気濃度を差し引かずに室内濃度だけで計算した場合に近い値で、誤りです。
解説
正解は⑷です。室内のCO2濃度が一定になったとき、室内で発生するCO2量と換気で排出される量が等しくなるので、必要換気量Q=発生量M÷(室内濃度-外気濃度)で求めます。発生量は130人×0.022 m³/h=2.86 m³/hで、濃度差は0.14%-0.04%=0.10%=0.001です。したがってQ=2.86÷0.001=2,860 m³/hとなり、最も近い値は2,900です。濃度を%のまま割ったり外気濃度を差し引き忘れたりすると、ほかの選択肢の値になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成