ソクマル薬剤師

児童 20 名がいるこの教室の床板面積は 80 m²、床から天井までの高さは 2…

学校薬剤師が教室の環境衛生検査を実施するために 12 月に小学校を訪問し、二酸化炭素濃度を測定した。各教室には冷暖房及び換気設備が設置されているが、暖房設備が故障し、一時的に石油ファンヒーターを使用している教室があったので、学校薬剤師は追加で検査することにした。
児童 20 名がいるこの教室の床板面積は 80 m²、床から天井までの高さは 2.5 mである。また、使用している石油ファンヒーターから1 時間当たり 0.02 L のガスAが発生する。ガスAの濃度を学校環境衛生基準である 0.06 ppm に保つのに必要な換気回数は1 時間当たり何回か。1つ選べ。ただし、外気中のガスAの濃度は 0.01 ppm、教室内において、これ以外にガスAの発生はないものとする。

解説

正解は⑵です。ガスAは基準値0.06 ppmから二酸化窒素と考えられます。必要換気量は「発生量÷(室内の許容濃度−外気濃度)」で求めます。許容濃度と外気濃度の差は0.06−0.01=0.05 ppm、すなわち0.05×10⁻⁶なので、必要換気量は0.02 L/時÷(0.05×10⁻⁶)=400,000 L/時=400 m³/時です。教室の容積は80 m²×2.5 m=200 m³なので、換気回数は400÷200=2回/時となります。児童からガスAは発生しないため人数は計算に関係しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成

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