8 歳女児、体重30.0 kg。発熱のため近医を受診し、以下の内容の処方箋を薬局…
8 歳女児、体重30.0 kg。発熱のため近医を受診し、以下の内容の処方箋を薬局に持参した。母親が水剤を希望したため処方医に相談し、アセトアミノフェンシロップ小児用2 %へ変更となった。調剤時に計量するアセトアミノフェンシロップ小児用2 %の全量として、正しいのはどれか。1つ選べ。(変更前の処方)アセトアミノフェンドライシロップ小児用20% 1 回1.5 g発熱時 5 回分
- ⑴ 7.5 mL7.5 mL は1回量の半分で、全量にもなっていません。
- ⑵ 15 mL15 mL は1回量で、5回分の全量ではありません。
- ⑶ 45 mL45 mL は3回分に相当する量で、5回分の全量になりません。
- ⑷ 75 mL1回量15 mL×5回分で、全量は75 mL です。
- ⑸ 150 mL150 mL は全量の2倍で、濃度の換算を誤った値です。
解説
正解は⑷です。変更前のアセトアミノフェンドライシロップ20% 1回1.5 g には、アセトアミノフェンが1.5×0.20=0.3 g、すなわち300 mg 含まれます。変更後のシロップ2%は1 mL 中に20 mg を含むので、1回量は300÷20=15 mL です。発熱時5回分なので、計量する全量は15×5=75 mL となります。体重30 kg の小児では1回10 mg/kg 程度の量にあたり、用量としても妥当です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成