以下の処方により調製された薬剤を鑑査するにあたり、分包紙の重さを含む薬剤の全量を…
以下の処方により調製された薬剤を鑑査するにあたり、分包紙の重さを含む薬剤の全量を秤量した時の正しい重量はどれか。1つ選べ。ただし1 包量が0.1 g 以下の場合は、1 包あたり0.2 g の乳糖を賦形することとし、分包紙は0.5 g/包とする。(処方)ロートエキス散10% 1 回10 mg(1 日20 mg)【原薬量】1 日2 回 朝夕食後 14 日分
- ⑴ 15.4 g15.4 g は乳糖の賦形を加えていない計算に近い値で、正しくありません。
- ⑵ 16.8 g16.8 g は分包紙の重さを含めていないなど、計算を誤った値です。
- ⑶ 19.6 g19.6 g は包数や賦形量を取り違えた値で、正しくありません。
- ⑷ 21.6 g21.6 g は計算を誤った値で、正しい全量になりません。
- ⑸ 22.4 g1包0.3 g×28包=8.4 g に分包紙0.5 g×28包=14 g を加え、22.4 g となります。
解説
正解は⑸です。ロートエキスの1回量10 mg を10%散で調剤すると、1包量は0.1 g となります。1包量が0.1 g 以下なので、1包あたり乳糖0.2 g を賦形し、1包の薬剤量は0.3 g です。1日2回14日分で28包となるため、薬剤の全量は0.3×28=8.4 g、分包紙は0.5×28=14 g です。したがって分包紙を含む全量は8.4+14=22.4 g となります。原薬量で記載された処方では、製剤量への換算が鑑査の要点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成