ソクマル薬剤師

この場合用いる資料として優先順位が高いのはどれか。2つ選べ。ただし、これらの資料…

48 歳女性。月経あり。乳がん(ER 及びPgR 陽性、HER2 陰性)と診断され左乳房部分切除及び腋窩リンパ節郭清術を受けた。術後化学療法として、シクロホスファミド600 mg/m²、エピルビシン100 mg/m² を3 週毎に4 サイクルを終了し、パクリタキセル80 mg/m² を3 週投与、1 週休薬の4 サイクルを開始している。卵巣機能は回復しており、術後化学療法終了後にタモキシフェンによる治療を検討中であるが、本患者においてはタモキシフェンと他剤との併用療法も選択可能である。担当薬剤師は3 次資料を用いて、タモキシフェン単独療法と他剤との併用療法の有用性を調査することにした。
この場合用いる資料として優先順位が高いのはどれか。2つ選べ。ただし、これらの資料は調査時の最新版を用いることとする。

解説

正解は⑵と⑶です。タモキシフェン単独療法と他剤との併用療法の有用性を比較するには、エビデンスを評価してまとめた3次資料のうち、治療方針を扱うものを用います。日本乳癌学会などの診療ガイドラインや、最新の臨床研究をもとに治療法を解説する UpToDate は、治療の有用性の調査に適しています。ほかの選択肢は、相互作用、妊婦・授乳婦、副作用対応に特化した資料で、目的に合いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成

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