皮膚に使用する製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
皮膚に使用する製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 油脂性基剤である単軟膏や白色軟膏は、乾燥型及び湿潤型いずれの皮膚疾患にも使用できる。油脂性基剤は刺激が少なく皮膚保護作用があり、乾燥型・湿潤型いずれの病変にも使用できます。
- ⑵ 水溶性基剤であるマクロゴールは、分子量が大きくなると水に不溶になる。マクロゴールは分子量が大きくなると固体になりますが、水溶性は保たれます。
- ⑶ 水溶性ゲル基剤は、損傷皮膚を含めた様々な状態の皮膚に安全に使用できる。水溶性ゲル基剤は刺激性を示すことがあり、びらんや潰瘍などの損傷皮膚への使用には適しません。
- ⑷ 吸水クリームと親水クリームは、いずれもサラシミツロウを含んでいる。サラシミツロウを含むのは吸水クリームで、親水クリームには含まれていません。
- ⑸ マトリックス型のテープ剤は、日本薬局方の粘着力試験法により評価される。テープ剤は日本薬局方の粘着力試験法により、粘着性が評価されます。
解説
正解は⑴と⑸です。単軟膏や白色軟膏などの油脂性基剤は、皮膚保護作用があり刺激性が少ないため、乾燥型と湿潤型のいずれの皮膚疾患にも使用できます。マトリックス型のテープ剤は、日本薬局方の粘着力試験法で粘着性が評価されます。マクロゴールは分子量が大きくなると固体になりますが水溶性は保たれ、親水クリームにはサラシミツロウが含まれていない点に注意します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成