食物繊維に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
食物繊維に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 水溶性のものと不溶性のものがある。食物繊維には、ペクチンなどの水溶性のものとセルロースなどの不溶性のものがあります。
- ⑵ ヒトの消化酵素で消化されず、腸内細菌によっても分解されない。食物繊維はヒトの消化酵素では消化されませんが、一部は腸内細菌により発酵・分解されます。
- ⑶ セルロースとリグニンは、どちらも多糖である。セルロースは多糖ですが、リグニンはフェニルプロパン単位が重合した高分子で、多糖ではありません。
- ⑷ 天然の食物繊維は植物性食品由来であり、動物性食品由来のものはない。カニやエビの殻に含まれるキチンなど、動物性食品由来の食物繊維もあります。
- ⑸ 「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」において、食物繊維には目標量が設定されている。日本人の食事摂取基準(2020年版)では、食物繊維に生活習慣病予防のための目標量が設定されています。
解説
正解は⑴と⑸です。食物繊維はヒトの消化酵素で消化されない食品成分の総体で、ペクチンなどの水溶性のものとセルロースなどの不溶性のものがあります。日本人の食事摂取基準(2020年版)では、生活習慣病の予防を目的として食物繊維に目標量が設定されています。食物繊維の一部は大腸で腸内細菌により発酵され、短鎖脂肪酸を生じます。キチンなど動物性食品に由来するものもあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成