子宮内膜症の治療に用いる薬剤はどれか。1つ選べ。
子宮内膜症の治療に用いる薬剤はどれか。1つ選べ。
- ⑴ エチニルエストラジオール錠エチニルエストラジオールはエストロゲン製剤で、単独ではエストロゲン依存性の子宮内膜症を悪化させるおそれがあります。
- ⑵ エンザルタミド錠エンザルタミドはアンドロゲン受容体遮断薬で、前立腺がんの治療に用いられます。
- ⑶ オキシトシン注オキシトシンは子宮収縮薬で、分娩誘発や産後出血に用いられます。
- ⑷ リュープロレリン酢酸塩注GnRH アゴニストの持続投与でエストロゲン分泌を抑え、子宮内膜症を改善します。
- ⑸ レトロゾール錠レトロゾールはアロマターゼ阻害薬で、閉経後乳がんの治療に用いられ、子宮内膜症の承認薬ではありません。
解説
正解は⑷です。子宮内膜症はエストロゲン依存性に増悪する疾患です。リュープロレリンは GnRH アゴニストで、持続投与すると下垂体の GnRH 受容体が脱感作して LH と FSH の分泌が低下し、卵巣からのエストロゲン分泌が抑えられるため、子宮内膜症の治療に用いられます。このほかジエノゲストやダナゾールなども用いられます。エストロゲン製剤は逆に病変を悪化させるおそれがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成