依存性の最も少ない薬物はどれか。1つ選べ。
依存性の最も少ない薬物はどれか。1つ選べ。
- ⑴ ペンタゾシンペンタゾシンはオピオイド受容体に作用する鎮痛薬で、依存性があり向精神薬に指定されています。
- ⑵ メチルフェニデートメチルフェニデートはドパミン等の再取り込みを阻害する中枢刺激薬で、依存性があり第一種向精神薬です。
- ⑶ グアンファシンα2A 受容体作動薬で中枢刺激作用がなく、選択肢の中で依存性が最も少ない薬です。
- ⑷ メタンフェタミンメタンフェタミンは覚醒剤で、強い精神依存を生じます。
- ⑸ ペモリンペモリンは中枢刺激薬で依存性があり、第三種向精神薬に指定されていました。
解説
正解は⑶です。グアンファシンは選択的なアドレナリン α2A 受容体作動薬で、前頭前皮質のシナプス後 α2A 受容体を刺激して神経伝達を調整し、注意欠陥/多動性障害(ADHD)の治療に用いられます。中枢刺激作用がないため、依存性は最も少ないと考えられます。メチルフェニデートなどの中枢刺激薬は依存や乱用のおそれがあり、流通管理の対象となっている点と対比して覚えておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成