自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する薬剤はどれか。1つ選…
自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する薬剤はどれか。1つ選べ。
- ⑴ タムスロシン塩酸塩錠α1 遮断による起立性低血圧でめまいが起こりうるため、危険を伴う機械操作への注意が必要です。
- ⑵ クロルマジノン酢酸エステル錠クロルマジノンは抗アンドロゲン薬で、運転などへの注意は添付文書上の主な注意事項ではありません。
- ⑶ セルニチンポーレンエキス錠セルニチンポーレンエキスは花粉エキス製剤で、運転などへの注意は求められていません。
- ⑷ フルタミド錠フルタミドは劇症肝炎などの肝障害に注意が必要な薬で、運転への注意が主な注意点ではありません。
- ⑸ エストラムスチンリン酸エステルナトリウム水和物カプセルエストラムスチンは前立腺がん治療薬で、血栓塞栓症などに注意しますが運転への注意が主ではありません。
解説
正解は⑴です。タムスロシンは前立腺や膀胱頸部の α1A 受容体を遮断して排尿障害を改善する薬ですが、血管の α1 受容体にも作用して起立性低血圧を起こすことがあり、めまいやふらつきが現れるおそれがあります。そのため添付文書では、高所作業や自動車の運転など危険を伴う作業に従事する場合には注意させることとされています。服薬指導で伝えるべき代表的な注意点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成