全身作用を目的としたナファレリン酢酸塩水和物製剤の適用部位として、最も適切なのは…
全身作用を目的としたナファレリン酢酸塩水和物製剤の適用部位として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 眼眼への適用は主に局所作用を目的とし、ナファレリンの全身投与には用いられません。
- ⑵ 肺肺からの吸入はインスリンなどで試みられましたが、ナファレリン製剤の適用部位ではありません。
- ⑶ 鼻ナファレリンは点鼻液として鼻粘膜から吸収させ、全身作用を得るペプチド製剤です。
- ⑷ 皮膚皮膚は分子量の大きいペプチドを透過させにくく、ナファレリンの適用部位ではありません。
- ⑸ 耳耳への適用は局所作用を目的とする点耳剤で、全身作用には用いられません。
解説
正解は⑶です。ナファレリン酢酸塩は GnRH アゴニストのペプチドで、経口投与では消化管で分解されてしまうため、点鼻液として鼻腔に投与し、鼻粘膜から吸収させて全身作用を得ます。鼻粘膜は血流が豊富で肝初回通過効果を受けないため、ペプチドの全身投与経路として利用されます。子宮内膜症や中枢性思春期早発症に用いられ、同様の例にデスモプレシン点鼻液があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成