レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるwearing-off 現象を改…
レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるwearing-off 現象を改善させるアデノシンA2A 受容体遮断薬はどれか。1つ選べ。
- ⑴ アポモルヒネアポモルヒネはドパミン受容体作動薬で、オフ症状のレスキューとして皮下注射で用いられます。
- ⑵ アマンタジンアマンタジンはドパミン遊離促進やNMDA受容体遮断によって作用し、A2A受容体は遮断しません。
- ⑶ ブロモクリプチンブロモクリプチンは麦角系のドパミンD2受容体作動薬です。
- ⑷ イストラデフィリンアデノシンA2A受容体を遮断して線条体の間接路の過剰な活動を抑え、wearing-off現象を改善します。
- ⑸ ロチゴチンロチゴチンは非麦角系のドパミン受容体作動薬で、貼付剤として用いられます。
解説
正解は⑷です。イストラデフィリンはアデノシンA2A受容体遮断薬で、レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病のwearing-off現象の改善に用いられます。線条体の間接路にあるA2A受容体を遮断することで、ドパミンD2受容体を介さずに運動機能を改善します。アポモルヒネ、ブロモクリプチン、ロチゴチンはドパミン受容体作動薬、アマンタジンはドパミン遊離促進薬・NMDA受容体遮断薬であり、作用機序がいずれも異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198923.html)を加工して作成