70歳の男性。入院中で、用時溶解の注射剤と内服の製剤が処方されている。病院の薬剤…
70歳の男性。入院中で、用時溶解の注射剤と内服の製剤が処方されている。病院の薬剤部で、注射剤や経口の製剤のうち、取扱いに注意が必要なものを新人の薬剤師と確認した。記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 軟カプセル剤には液状の内容物を入れられず、粉末を充填してつくっている。軟カプセル剤は、液状の内容物を封入する製剤です。
- ⑵ 点眼剤は無菌である必要はなく、防腐剤を加えておけば品質は十分に保たれる。点眼剤は無菌に製する必要があります。
- ⑶ 用時溶解の注射剤は、溶かしたあとは安定性が下がるので速やかに使う。溶解後は分解が進みやすいため、指示された時間内に使います。
- ⑷ 発泡顆粒は、水に入れると二酸化炭素を発生させて速やかに溶ける製剤である。炭酸水素ナトリウムなどと酸の反応で発泡し、速やかに溶解します。
- ⑸ 注射剤の溶剤には、注射用水の代わりに精製水をそのまま用いることができる。注射剤には、発熱性物質などの基準を満たす注射用水を用います。
解説
正解は、用時溶解の注射剤を速やかに用いるという記述と、発泡顆粒の記述です。注射剤や点眼剤は無菌に製し、注射剤の溶剤には注射用水を用います。用時溶解の製剤は、溶解後に分解しやすいため速やかに使います。軟カプセル剤は液状の内容物を封入でき、発泡顆粒や発泡錠は水に入れて発泡させながら溶かして服用します。製剤ごとの特徴に合った取扱いを確認することが大切です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。