漢方薬局で、日本薬局方のマオウの新しいロットを受け入れることになり、品質を確かめ…
漢方薬局で、日本薬局方のマオウの新しいロットを受け入れることになり、品質を確かめた。生薬の品質評価の考え方として、正しいのはどれか。
- ⑴ 純度試験では重金属やヒ素は調べず、混入した昆虫の数を数えて評価する。純度試験では重金属やヒ素、異物などを調べます。
- ⑵ 乾燥減量は、生薬に含まれる精油の量を示し、多いほど香りがよいと判断する。乾燥減量は主に水分などの揮発する成分の量で、精油の含量を測る試験ではありません。
- ⑶ 灰分は有効成分の量を示す指標で、値が大きいほど品質がよいと判断する。灰分は土砂などの無機物の混入の指標で、規定の値以下であることを確かめます。
- ⑷ 確認試験は外観の色を見て行い、薄層クロマトグラフィーなどの分析は用いない。確認試験では成分の呈色反応や薄層クロマトグラフィーなどを用います。
- ⑸ エフェドリンとプソイドエフェドリンの総量を定量し、規定の量以上かを確かめる。マオウは総アルカロイドの含量の下限が定められており、定量で品質を確かめます。
解説
正解は、総アルカロイドを定量して規定の量以上であることを確かめるというものです。日本薬局方の生薬では、性状、確認試験、純度試験、乾燥減量、灰分、定量などで品質を評価します。マオウではエフェドリンとプソイドエフェドリンを合わせた総アルカロイドの含量に下限があります。灰分や酸不溶性灰分は土砂の混入の目安で、純度試験では重金属やヒ素、異物を調べます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。