ソフトコンタクトレンズを使っている25歳の女性が、花粉症による目のかゆみに使う市…
ソフトコンタクトレンズを使っている25歳の女性が、花粉症による目のかゆみに使う市販の点眼薬を買いに来局した。点眼薬には防腐剤のベンザルコニウム塩化物が含まれている。薬剤師の説明として、正しいのはどれか。
- ⑴ 目のかゆみは細菌の感染によるものなので、抗菌成分を含む点眼薬を選ぶようにする。花粉症による目のかゆみはアレルギー性で、抗アレルギー成分を含む点眼薬が適します。
- ⑵ 充血をとる血管収縮薬を含む点眼薬は、毎日長く使い続けるとよく効くようになる。血管収縮薬を長く使い続けると、かえって充血が強くなることがあります。
- ⑶ レンズの上から点眼すると効果が長く続くため、着けたまま1日に何度も点眼する。防腐剤がレンズに吸着して角膜の障害の原因になるため、着けたままの点眼は避けます。
- ⑷ 防腐剤がレンズに吸着しうるため、レンズを外して点眼し、しばらくして着ける。ベンザルコニウムはソフトコンタクトレンズに吸着して角膜を傷めることがあります。
- ⑸ 点眼したあとは目を強くまばたきさせ、薬を目全体に広げるようにする。まばたきをすると薬が流れ出るため、点眼後はしばらく目を閉じておきます。
解説
正解は、レンズを外して点眼し、しばらくしてから着けるというものです。点眼薬の防腐剤であるベンザルコニウム塩化物は、ソフトコンタクトレンズに吸着しやすく、角膜の障害を起こすことがあります。そのため、レンズを外してから点眼し、10分程度たってから着けるよう説明します。点眼後はまばたきをせず目を閉じ、目頭を軽く押さえると薬が流れ出にくくなります。
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