ソクマル薬剤師

64歳の男性。切除できない大腸がんで、イリノテカンを含む化学療法を始めることにな…

64歳の男性。切除できない大腸がんで、イリノテカンを含む化学療法を始めることになり、投与前に肝臓の抱合酵素の遺伝子検査が行われた。イリノテカンの作用と、この検査を行う理由として、正しいのはどれか。

解説

正解は⑸です。イリノテカンは体内でカルボキシエステラーゼにより活性代謝物に変わり、トポイソメラーゼⅠを阻害してDNAの複製を妨げます。活性代謝物は肝臓でグルクロン酸抱合を受けて不活性化されますが、この抱合酵素の遺伝子多型により働きが弱い人では活性代謝物が蓄積し、重い好中球減少や下痢が起こりやすくなります。そのため投与前に遺伝子検査を行い、投与量の判断に役立てます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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