夏の体育館で行う地域の行事にあたり、学校薬剤師が熱中症の危険と室内の空気環境を評…
夏の体育館で行う地域の行事にあたり、学校薬剤師が熱中症の危険と室内の空気環境を評価することになった。温熱条件と空気の指標に関する記述として、正しいのはどれか。
- ⑴ 黒球温度は空気の湿り具合を表す値で、乾球温度との差から相対湿度を求める。黒球温度は輻射熱を評価する値で、相対湿度は乾球温度と湿球温度の差から求めます。
- ⑵ カタ冷却力は室内の二酸化炭素濃度を表す値で、換気の良し悪しの判断に用いる。カタ冷却力は温度と気流による体の冷えやすさを表す値で、二酸化炭素濃度とは別の指標です。
- ⑶ 不快指数は気温と気流から求める指標で、湿度の高さは計算に含めない。不快指数は気温と湿度から求める指標で、気流や輻射熱は含まれていません。
- ⑷ 室内の二酸化炭素の基準は、二酸化炭素そのものが人体に毒性を示す濃度を避けるために定められている。室内の二酸化炭素は人の呼気による汚れの程度と換気の状態を示す指標として用いられます。
- ⑸ 暑さ指数は、気温に加えて湿度と輻射熱を取り入れた指標で、熱中症の予防の目安に用いられる。暑さ指数は湿球温度、黒球温度、乾球温度から求め、湿度と輻射熱の影響を大きく反映します。
解説
正解は⑸です。暑さ指数は湿球温度、黒球温度、乾球温度から求める指標で、湿度と輻射熱の影響を大きく取り入れており、熱中症の予防の目安に用いられます。不快指数は気温と湿度から、相対湿度は乾球温度と湿球温度の差から求め、黒球温度は輻射熱を表します。カタ冷却力は気温と気流による冷却の強さを示します。室内の二酸化炭素濃度は、毒性ではなく空気の汚れと換気の状態を示す指標です。
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