ソクマル薬剤師

水に溶けない基剤の中に薬物を分散させたマトリックス型の徐放錠では、放出された薬物…

水に溶けない基剤の中に薬物を分散させたマトリックス型の徐放錠では、放出された薬物の累積量が、時間の平方根にほぼ比例して増えていく。このような放出のしかたになる理由として、正しいのはどれか。

解説

正解は⑶です。水に溶けない基剤の中に薬物を分散させたマトリックス型の製剤では、まず表面に近い薬物が溶け出し、そのあとは基剤の内部へ入り込んだ液の中を薬物が拡散して出ていきます。溶け出した部分が広がるほど拡散の距離が長くなるため、放出の速さはしだいに落ち、累積の放出量は時間の平方根に比例します。これを樋口の式といいます。膜を通るリザーバー型や浸透圧を利用した製剤では、一定の速さで放出されます。
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