ある水不溶性の薬物粉体25.0 g を50.0 mL の容器に充てんした。この容…
ある水不溶性の薬物粉体25.0 g を50.0 mL の容器に充てんした。この容器を水で満たしたとき、全体の質量(容器質量を除く)は55.0 g であった。この粉体の真密度(g/mL)に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、水の密度を1.00 g/mL とし、添加した水は粉体の空隙をすべて満たすものとする。
- ⑴ 0.800.80 g/mLは体積と質量の比を逆にした値(20.0÷25.0)で誤りです。
- ⑵ 1.001.00 g/mLは水の密度で、粉体の真密度ではありません。
- ⑶ 1.25粉体の真体積20.0 mLで質量25.0 gを割って1.25 g/mLとなるので正答です。
- ⑷ 1.501.50 g/mLは真体積の求め方を誤った値です。
- ⑸ 1.751.75 g/mLは真体積の求め方を誤った値です。
解説
正解は⑶です。粉体を入れた50.0 mLの容器を水で満たした全体の質量55.0 gから粉体25.0 gを引くと、加えた水は30.0 g、すなわち30.0 mLです。水は粉体の空隙をすべて満たしているので、粉体そのものが占める体積(真体積)は50.0−30.0=20.0 mLとなります。真密度は質量を真体積で割って25.0÷20.0=1.25 g/mLです。粒子間や粒子内の空隙を含めた見かけ密度との違いを押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成