ある地域で40歳以上の住民を10年間追跡した。喫煙者1,000人のうち20人、非…
ある地域で40歳以上の住民を10年間追跡した。喫煙者1,000人のうち20人、非喫煙者2,000人のうち10人が肺がんを発症した。喫煙の非喫煙に対する相対危険はどれか。
- ⑴ 0.015発症率の差で、これは寄与危険です。比である相対危険とは別の指標です。
- ⑵ 4.0喫煙者の発症率0.020を非喫煙者の発症率0.005で割ると4.0になります。
- ⑶ 0.25非喫煙者の発症率を喫煙者の発症率で割った、逆向きの比です。
- ⑷ 2.0発症者の人数20人と10人をそのまま比べた値で、追跡した人数の違いを考えていません。
- ⑸ 75寄与危険を喫煙者の発症率で割った割合(寄与危険割合)を百分率で表した値です。
解説
相対危険は4.0です。相対危険は、要因に曝露した群の発症率を曝露していない群の発症率で割った比で、コホート研究で直接求められます。喫煙者の発症率は20÷1,000で0.020、非喫煙者は10÷2,000で0.005なので、比は4.0です。発症率の差0.015は寄与危険、その差が喫煙者の発症率に占める割合75%は寄与危険割合で、それぞれ別の指標です。
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