原発閉塞隅角緑内障で正しいのはどれか。
原発閉塞隅角緑内障で正しいのはどれか。
- ⑴ 男性に多い。女性に多い病型です。
- ⑵ 若年者に多い。水晶体が厚くなる高齢者に多い病型です。
- ⑶ トロピカミド点眼は眼圧上昇の契機となる。散瞳で虹彩根部が隅角をふさぎ、眼圧上昇の契機となることがあります。
- ⑷ 我が国の緑内障で最も頻度が高い病型である。我が国で最も頻度が高いのは正常眼圧緑内障です。
- ⑸ プロスタグランジン関連薬の点眼治療が第1 選択である。第一選択はレーザー虹彩切開術や水晶体再建術で、点眼は補助的です。
解説
正解は⑶です。原発閉塞隅角緑内障は、虹彩が前方へ膨らんで隅角が狭くなり、房水の流出が妨げられて眼圧が上昇する病型です。散瞳すると虹彩根部が厚くなって隅角をふさぎやすくなるため、トロピカミドなどの散瞳薬の点眼が急性発作の契機になることがあります。眼軸が短い遠視眼の高齢女性に多く、我が国で最も多い病型は正常眼圧緑内障です。治療の第一選択は瞳孔ブロックを解除するレーザー虹彩切開術や水晶体再建術で、点眼治療は補助的です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成