スペキュラマイクロスコープによる角膜内皮細胞検査で誤っているのはどれか。
スペキュラマイクロスコープによる角膜内皮細胞検査で誤っているのはどれか。
- ⑴ 過熟白内障は測定できる。角膜内皮を撮影する検査なので、水晶体の混濁があっても測定できます。
- ⑵ 鏡面反射の原理を用いる。内皮面からの鏡面反射を利用する装置で、正しい記述です。
- ⑶ 正常細胞は六角形である。正常な内皮細胞は六角形で、正しい記述です。
- ⑷ 1,000 cells/mm²は正常である。正常値は2,500〜3,000cells/mm²程度で、1,000cells/mm²は明らかな減少です。
- ⑸ 内皮障害では細胞の大小不同がみられる。内皮障害では細胞の大小不同がみられ、正しい記述です。
解説
正解は⑷です。スペキュラマイクロスコープは、角膜内皮面からの鏡面反射光を利用して内皮細胞を撮影し、細胞密度や形態を解析する装置です。正常な内皮細胞は大きさのそろった六角形で、健常成人の密度は2,500〜3,000cells/mm²程度です。内皮障害があると細胞の大小不同や六角形の割合の低下がみられます。1,000cells/mm²は明らかな減少で、500cells/mm²を下回ると角膜浮腫の危険が高まります。角膜の検査なので、過熟白内障があっても測定は可能です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成