中心角膜厚について誤っているのはどれか。
中心角膜厚について誤っているのはどれか。
- ⑴ 屈折値と相関する。中心角膜厚は屈折値とは相関しないとされ、この記述が誤りです。
- ⑵ 高眼圧症では肥厚する。高眼圧症では中心角膜厚が厚い例が多いとされます。
- ⑶ 水疱性角膜症では肥厚する。内皮機能不全による角膜浮腫で肥厚します。
- ⑷ LASIK 手術により菲薄化する。角膜実質を切除するため菲薄化します。
- ⑸ 3 歳までに成人の厚さに達する。3歳頃までに成人の厚さに達するとされます。
解説
正解は⑴です。中心角膜厚は屈折値(近視や遠視の程度)とは相関しないとされています。中心角膜厚は眼圧測定値に影響し、高眼圧症では角膜が厚い例が多いため、見かけ上眼圧が高く測定されていることがあります。角膜内皮の機能不全による水疱性角膜症では角膜浮腫で肥厚し、LASIKでは角膜実質を削るため菲薄化します。中心角膜厚は乳幼児期に変化し、3歳頃までに成人の厚さ(約540μm)に達します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成