9 歳の男児。学校健診で色覚異常を指摘され来院した。アノマロスコープの等色範囲(…
9 歳の男児。学校健診で色覚異常を指摘され来院した。アノマロスコープの等色範囲(別冊No. 8)を別に示す。間違える色の組合せはどれか。
- ⑴ 青色と黄色青と黄色の混同は3型(青黄)色覚異常の特徴です。
- ⑵ 赤色と緑色アノマロスコープで異常が示される先天赤緑色覚異常では、赤と緑を間違えやすくなります。
- ⑶ 橙色と紫色橙と紫の組合せは赤緑色覚異常の典型的な混同色ではありません。
- ⑷ 茶色と青色茶色と青は赤緑色覚異常の典型的な混同色の組合せではありません。
- ⑸ 桃色と水色桃色と水色は1型で混同しうるとされますが、本問で問う代表的な組合せは赤と緑です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。アノマロスコープは、赤と緑の混色光を黄色の単色光と等色させる(Rayleigh等色)検査で、先天赤緑色覚異常の型と程度の判定に用いられます。図は確認できませんが、等色範囲が正常より広がったり偏ったりしていれば、赤緑色覚異常(1型または2型)と判断されます。学校健診で指摘される9歳男児という点も、X連鎖性で男性に多い先天赤緑色覚異常に合います。赤緑色覚異常では赤と緑、およびそれらを含む色の区別が難しくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-10.html)を加工して作成