28 歳の女性。全身性エリテマトーデスの治療でヒドロキシクロロキンの内服治療を開…
28 歳の女性。全身性エリテマトーデスの治療でヒドロキシクロロキンの内服治療を開始した後、色が分かりにくいことを訴えて来院した。色覚検査に用いるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ パネルD-15色相の並べ方から後天色覚異常の種類と程度を評価できます。
- ⑵ 石原色覚検査表石原色覚検査表は先天赤緑色覚異常の検出用で、後天の青黄異常は検出しにくいです。
- ⑶ ランタンテストランタンテストは信号灯の識別など職業適性の参考に用いる検査です。
- ⑷ アノマロスコープアノマロスコープは主に先天赤緑色覚異常の診断に用います。
- ⑸ SPP-2〈標準色覚検査表第二部〉SPP-2は後天色覚異常の検出を目的とした検査表です。
解説
正解は⑴と⑸です。ヒドロキシクロロキンは網膜症を起こすことがあり、後天色覚異常の原因になります。後天色覚異常では青黄異常が多く、片眼ずつ検査します。パネルD-15は色の並べ方から異常の種類(3型など)と程度を判定でき、SPP-2(標準色覚検査表第二部)は後天色覚異常の検出を目的に作られた検査表です。石原色覚検査表とアノマロスコープは主に先天赤緑色覚異常を対象とし、ランタンテストは職業適性の参考に用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成