フルオレセイン蛍光眼底造影検査で正しいのはどれか。2つ選べ。
フルオレセイン蛍光眼底造影検査で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 近赤外光で撮影する。近赤外光を用いるのはICG蛍光造影で、フルオレセインは青色光で励起します。
- ⑵ 網膜新生血管は低蛍光を示す。網膜新生血管からは色素が漏出し、過蛍光を示します。
- ⑶ 正常の腕-網膜時間は60 秒である。正常の腕-網膜時間は約10~15秒で、60秒ではありません。
- ⑷ アナフィラキシーショックを生じることがある。まれにアナフィラキシーショックなどの重篤な副作用を生じます。
- ⑸ 造影剤注入後、網膜血管より先に脈絡膜血管の蛍光がみられる。脈絡膜の蛍光が網膜動脈より先にみられます。
解説
正解は⑷と⑸です。フルオレセイン蛍光眼底造影では、まれにアナフィラキシーショックなどの重篤な副作用が起こるため、救急対応の準備が必要です。静注後、色素はまず脈絡膜に流入して斑状の脈絡膜蛍光が現れ、その後に網膜動脈、毛細血管、静脈の順に造影されます。撮影は青色光で励起する可視光で行い、近赤外光はICG造影で用います。網膜新生血管は色素が漏れて過蛍光を示し、正常の腕-網膜時間は約10~15秒です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成