視神経管骨折でみられるのはどれか。
視神経管骨折でみられるのはどれか。
- ⑴ 鼻出血鼻出血を伴うことはありますが、視神経管骨折を示す特徴的な所見ではありません。
- ⑵ 下転障害下転障害は眼窩底骨折で外眼筋が絞扼された場合などにみられます。
- ⑶ 眼球陥凹眼球陥凹は眼窩底骨折で眼窩容積が増えた場合にみられます。
- ⑷ 内眼角部裂傷内眼角部裂傷は涙小管断裂に関連する所見です。
- ⑸ 相対的瞳孔求心路障害片眼の視神経障害のため、患眼に相対的瞳孔求心路障害がみられます。
解説
正解は⑸です。視神経管骨折は眉毛外側部の打撲などで視神経管に骨折や衝撃が加わり、視神経が障害される外傷性視神経症です。受傷直後から視力低下や視野障害が起こり、片眼性の視神経障害なので患眼に相対的瞳孔求心路障害(RAPD)がみられます。眼底は初期には正常で、数週間後に視神経萎縮が現れます。下転障害や眼球陥凹は眼窩底骨折、内眼角部裂傷は涙小管断裂などで問題になる所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成