副腎皮質ステロイド薬による副作用でないのはどれか。
副腎皮質ステロイド薬による副作用でないのはどれか。
- ⑴ ざ瘡ステロイドによりざ瘡(ステロイドざ瘡)が生じます。
- ⑵ 消化性潰瘍胃粘膜の防御機能が低下し、消化性潰瘍を起こすことがあります。
- ⑶ 精神症状不眠、多幸感、抑うつなどの精神症状を起こします。
- ⑷ 体重減少ステロイドでは食欲亢進や中心性肥満により体重が増加し、体重減少は起こりません。
- ⑸ 糖尿病糖新生の促進などで血糖が上がり、ステロイド糖尿病を起こします。
解説
正解は⑷です。副腎皮質ステロイド薬の全身投与では、食欲亢進や脂肪の再分布による体重増加、中心性肥満、満月様顔貌がみられ、体重減少は副作用としては起こりません。その他の代表的な副作用には、ざ瘡、消化性潰瘍、不眠や多幸感・抑うつなどの精神症状、耐糖能低下によるステロイド糖尿病、骨粗鬆症、易感染性、高血圧があります。眼科的にはステロイド白内障(後嚢下)とステロイド緑内障に注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成