脳圧亢進による症状や所見でないのはどれか。
脳圧亢進による症状や所見でないのはどれか。
- ⑴ 頭痛頭痛は脳圧亢進の代表的な症状です。
- ⑵ 高眼圧眼圧は房水の動態で決まり、脳圧亢進で高眼圧にはなりません。
- ⑶ うっ血乳頭視神経鞘内の圧上昇により、うっ血乳頭を生じます。
- ⑷ 視神経萎縮うっ血乳頭が長期化すると視神経萎縮に至ります。
- ⑸ 外転神経麻痺外転神経は長い走行のため圧迫されやすく、麻痺を起こします。
解説
正解は⑵です。脳圧(頭蓋内圧)が亢進すると、頭痛や嘔吐とともに、視神経鞘内の圧上昇によって視神経乳頭が腫脹するうっ血乳頭が生じ、長期化すると視神経萎縮に至ります。外転神経は脳幹から出て斜台に沿って長く走るため、脳圧亢進で圧迫・牽引されやすく、外転神経麻痺(偽局在徴候)を起こします。眼圧は房水の産生と流出で決まり、脳圧亢進によって高眼圧になることはありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-10.html)を加工して作成