斜視手術中の合併症はどれか。2つ選べ。
斜視手術中の合併症はどれか。2つ選べ。
- ⑴ 強膜穿孔筋の縫着時に針が強膜を貫く、術中の合併症です。
- ⑵ 筋の喪失切離した筋が後方へ滑り込んで見失う、術中の合併症です。
- ⑶ 結膜囊腫結膜囊腫は術後に生じる合併症です。
- ⑷ 結膜瘢痕結膜瘢痕は術後の創傷治癒の過程で生じる合併症です。
- ⑸ 結膜肉芽腫結膜肉芽腫は術後に縫合糸などへの反応で生じる合併症です。
解説
正解は⑴と⑵です。斜視手術中の合併症として重要なのは、筋を強膜に縫い付ける際に針が強膜を貫く強膜穿孔と、筋を切離した際に筋が後方へ滑り込んで見失う筋の喪失(lost muscle)です。強膜穿孔では網膜剝離や眼内炎の危険があり、筋の喪失では著しい眼球運動障害を生じます。結膜囊腫、結膜瘢痕、結膜肉芽腫は、術後に時間をおいて生じる合併症で、手術中に起こるものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-10.html)を加工して作成