65 歳の男性。急激な頭痛と霧視のため眼科を受診した。右眼に充血がみられる。この…
65 歳の男性。急激な頭痛と霧視のため眼科を受診した。右眼に充血がみられる。この患者にまず行うべき検査はどれか。
- ⑴ 眼圧急性緑内障発作を疑い、まず眼圧を測定して診断と治療につなげます。
- ⑵ 眼底角膜浮腫で眼底は見えにくく、眼圧測定が優先されます。
- ⑶ 屈折屈折検査は急性発作の診断に役立たず、優先されません。
- ⑷ 視野視野検査は時間がかかり、急性期にまず行う検査ではありません。
- ⑸ 調節調節検査は急性発作の診断に役立ちません。
解説
正解は⑴です。65歳の男性で、急激な頭痛と霧視に片眼の充血を伴うことから、急性緑内障発作(急性原発閉塞隅角症)が強く疑われます。発作では眼圧が40〜80mmHg程度まで急上昇し、角膜浮腫による霧視や虹視症、眼痛、頭痛、悪心・嘔吐を来します。放置すると短期間で視神経が障害されるため、まず眼圧を測定して診断し、速やかに眼圧下降治療を始める必要があります。頭痛を主訴に内科を受診して診断が遅れることもあるため注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-10.html)を加工して作成