外転時に上直筋の上転作用が最大になる角度[°]はどれか。
外転時に上直筋の上転作用が最大になる角度[°]はどれか。
- ⑴ 99°は上直筋の走行と視軸のなす角とは一致しません。
- ⑵ 1515°では上直筋の走行と視軸が一致せず、上転作用は最大になりません。
- ⑶ 23上直筋の走行は視軸に対して約23°傾いており、23°外転で上転作用が最大となります。
- ⑷ 5151°は斜筋の走行と視軸のなす角に近い値で、上直筋の値ではありません。
- ⑸ 5757°は1ラジアンに相当する角度で、上直筋の作用とは関係しません。
解説
正解は⑶です。上直筋の走行は眼窩の軸に沿っており、視軸(正面視)に対して約23°耳側に傾いています。そのため眼球が23°外転して視軸と筋の走行が一致すると、上直筋は純粋な上転筋として働き、上転作用が最大になります。逆に内転位では内方回旋と内転の作用が強くなります。この関係から、上直筋の上転作用は外転位で、下斜筋の上転作用は内転位で評価するのが眼球運動検査の基本です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成