暗順応の閾値が上昇しないのはどれか。
暗順応の閾値が上昇しないのはどれか。
- ⑴ 小口病小口病は暗順応が著しく遅延し、閾値が上昇します。
- ⑵ 白内障白内障は透光体の混濁で、網膜の暗順応機能自体は保たれます。
- ⑶ 網膜色素変性網膜色素変性は杆体が障害され、暗順応閾値が上昇します。
- ⑷ 先天停止性夜盲先天停止性夜盲は杆体系の伝達障害で、閾値が上昇します。
- ⑸ ビタミンA 欠乏症ビタミンA欠乏ではロドプシンが再合成されず、閾値が上昇します。
解説
正解は⑵です。暗順応の閾値上昇は、杆体の機能が障害されて暗所でより強い光でないと見えない状態で、夜盲を来す疾患でみられます。小口病は暗順応が著しく遅延し、網膜色素変性は進行性の杆体障害、先天停止性夜盲は杆体系の伝達障害、ビタミンA欠乏症はロドプシンの再合成障害で、いずれも閾値が上昇します。白内障は中間透光体の混濁で、網膜の暗順応機能そのものは保たれるため、本問では閾値が上昇しないものとされています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成