薄暮時の交差点の写真(別冊No. 2)を別に示す。止まれの標識は暗く見え、一方、…
薄暮時の交差点の写真(別冊No. 2)を別に示す。止まれの標識は暗く見え、一方、横断歩道の標識は明るく見えた。この現象に関係するのはどれか。
- ⑴ Purkinje 移動薄暮時に比視感度のピークが短波長側へ移り、赤は暗く青は明るく見えます。
- ⑵ Riddoch 現象Riddoch現象は視野欠損部で動く視標だけが見える現象です。
- ⑶ Stiles-Crawford 効果Stiles-Crawford効果は瞳孔中心を通る光ほど明るく感じる現象です。
- ⑷ 色収差色収差は波長による屈折率の違いで焦点がずれる現象です。
- ⑸ 色順応色順応は照明光の色に順応して色の見え方が補正される現象です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。Purkinje移動は、明所視から暗所視へ移るときに、比視感度の最大波長が錐体の約555nmから杆体の約507nmへと短波長側に移る現象です。そのため薄暮時には、赤い物(止まれの標識)は暗く、青い物(横断歩道の標識)は相対的に明るく見えます。写真は確認できませんが、問題文の現象はこれで説明できます。Riddoch現象は視野欠損部で動く物だけが見える現象、Stiles-Crawford効果は瞳孔の中心を通る光ほど明るく感じる現象です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成