外眼筋について正しいのはどれか。
外眼筋について正しいのはどれか。
- ⑴ 平滑筋である。外眼筋は横紋筋(骨格筋)で、平滑筋ではありません。
- ⑵ 内直筋は後転しても運動制限は生じない。内直筋を後転すると作用が弱まり、内転制限が生じ得ます。
- ⑶ 強度近視眼ではプリーの位置異常がみられる。強度近視では外直筋プリーが下方に偏位し、固定内斜視の原因になります。
- ⑷ すべての筋はZinn 総腱輪を起始部としている。下斜筋は上顎骨眼窩面から起始し、Zinn総腱輪を起始としません。
- ⑸ 強膜への付着部は外直筋が最も角膜輪部に近い。輪部に最も近いのは内直筋(約5.5mm)で、外直筋は約6.9mmです。
解説
正解は⑶です。強度近視では眼球が後方に伸長し、外直筋の走行を保つプリー(筋滑車)が下方へ偏位して、内斜視と下斜視を来す固定内斜視(heavy eye症候群)の原因になります。外眼筋は横紋筋で、内直筋を後転すると内転方向に軽い制限が生じ得ます。下斜筋は上顎骨眼窩面から起こり、Zinn総腱輪を起始としません。付着部が角膜輪部に最も近いのは内直筋(約5.5mm)で、外直筋は約6.9mmです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-07.html)を加工して作成