25歳の男性。生まれつき左眼の下斜筋の働きが弱い。眼球運動を9方向で調べ、上下の…
25歳の男性。生まれつき左眼の下斜筋の働きが弱い。眼球運動を9方向で調べ、上下のずれが最も大きくなる注視の方向と、その方向で左眼の下斜筋と組になって働く右眼の筋を確かめることにした。組合せとして正しいのはどれか。
- ⑴ 左上方視で、右眼の下斜筋左上方視で左眼を上へ向ける主な筋は左上直筋で、右眼では下斜筋が組になります。左下斜筋の働く方向ではありません。
- ⑵ 右上方視で、右眼の上直筋左下斜筋は内転位で上転の働きが最も大きく、右上方視ではこれと右眼の上直筋が共同筋として働きます。
- ⑶ 正面視で、右眼の外直筋外直筋は水平の運動を担う筋で、上下のずれの最大になる方向を決める筋ではありません。
- ⑷ 右下方視で、右眼の下直筋右下方視で左眼を下へ向ける主な筋は左上斜筋で、下斜筋とは働く向きが逆です。
- ⑸ 左下方視で、右眼の上斜筋左下方視では左眼の下直筋と右眼の上斜筋が組になり、下斜筋は関わりません。
解説
正しいのは、右上方視で右眼の上直筋という組合せです。下斜筋は眼球が内転した位置で上転の働きが最も大きくなります。左眼が内転するのは右方視のときなので、左下斜筋の働きが弱いと右上方視で左眼が上がりきらず、上下のずれが最大になります。このとき右眼で上転を担うのは外転位で働きの大きい右上直筋で、両眼の共同筋として組になります。
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