22歳の男性。眼鏡を新しく作るため、自覚的屈折検査を行う。他覚的屈折検査では両眼…
22歳の男性。眼鏡を新しく作るため、自覚的屈折検査を行う。他覚的屈折検査では両眼とも球面-3.00 Dで、乱視はほとんどなかった。調節が働いて過矯正になることを避けるための、右眼の検査の進め方として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 視力が最もよくなった度数に、さらに凹レンズを0.50 D加えた値を眼鏡の度数とする。最高視力が得られる最も弱い凹レンズを選ぶのが原則で、さらに強めると過矯正になります。
- ⑵ 左右の眼を同時に開けたまま、1枚のレンズを両眼の前に置いて度数を決める。屈折は片眼ずつ測り、左右の度数をそれぞれ決めてから両眼でのバランスを確かめます。
- ⑶ -2.00 D程度の弱い凹レンズから始め、視力の伸びを見ながら0.25 Dずつ凹レンズを強める。弱い側から始めて少しずつ強めると調節が働きにくく、最高視力が得られる最も弱い凹レンズを見つけやすくなります。
- ⑷ -4.00 Dの強い凹レンズから始め、文字が見えにくくなるところまで0.25 Dずつ弱めていく。強い凹レンズから始めると調節が引き出され、過矯正の度数で止まりやすくなります。
- ⑸ 近くの視標を見せて調節を働かせた状態で、遠方の度数を決める。近くを見ると調節が働いて近視の側に測られるため、遠方の度数は遠方の視標で決めます。
解説
最も適切なのは、弱い凹レンズから始めて0.25 Dずつ強めていく進め方です。近視眼に強い凹レンズを入れると、像を網膜に結ぶために調節が働き、必要以上に強い度数でもよく見えてしまいます。弱い側から少しずつ強め、最高視力が得られる最も弱い凹レンズを選ぶことで、調節の影響による過矯正を避けられます。度数は片眼ずつ遠方の視標で決めます。
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