46歳の女性。眼鏡を外して手元の書類を読むと、ある距離より近づけるとぼやけるとい…
46歳の女性。眼鏡を外して手元の書類を読むと、ある距離より近づけるとぼやけるという。屈折は両眼とも-2.00 D(乱視なし)、調節力は3.00 Dである。裸眼で明視できる最も近い位置(近点)は眼前何cmか。
- ⑴ 25 cm一般に明視の距離とされる値で、この眼の屈折と調節力から求めた値ではありません。
- ⑵ 33 cm調節力3.00 Dだけから求めた値で、近視の度数を加えていません。
- ⑶ 100 cm調節力から近視の度数を引いた1.00 Dで求めており、屈折の符号の扱いが逆です。
- ⑷ 50 cm調節を使わないときに明視できる遠点の位置で、近点ではありません。
- ⑸ 20 cm近視の2.00 Dに調節力3.00 Dを加えた5.00 Dの逆数で、0.2 mつまり20 cmになります。
解説
近点は眼前20 cmです。-2.00 Dの近視の眼は、調節を休ませた状態で眼前50 cmの位置に焦点が合い、これが遠点です。近点は、近視の度数に調節力を加えた屈折力の逆数で求められ、2.00 D+3.00 D=5.00 Dなので、1÷5で0.2 m、すなわち20 cmになります。この眼の裸眼の明視域は眼前20〜50 cmです。近視があると、裸眼で手元を見るときに必要な調節は少なくて済みます。
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