ソクマル歯科医師

48 歳の男性。下顎左側第一大臼歯の歯肉の腫脹を主訴として来院した。6 年前に治…

48 歳の男性。下顎左側第一大臼歯の歯肉の腫脹を主訴として来院した。6 年前に治療を受けたが、1 か月前から歯肉が腫れてきたという。自発痛はないが咬合痛がある。プロービング深さは全周3 mm 以内であった。初診時の口腔内写真(別冊No. 31A)、ガッタパーチャポイント挿入時の口腔内写真(別冊No. 31B)及びエックス線画像(別冊No. 31C)を別に示す。診断名はどれか。1 つ選べ。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑻です。写真は提示されていませんが、6年前に治療を受けた下顎第一大臼歯で、歯肉腫脹があり、自発痛はなく咬合痛があり、プロービング深さは3mm以内で歯周ポケットは形成されていません。ガッタパーチャポイントを瘻孔から挿入して撮影し、その先端が根尖部の透過像に達していることから、瘻孔の原因は根尖病変と確認できます。瘻孔を形成して排膿路があり、自発痛のない慢性経過であることから、慢性化膿性根尖性歯周炎と診断されます。治療済みの歯であり、歯髄炎や歯髄壊死には当たりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成

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