骨形成能を有する骨移植材はどれか。1 つ選べ。
骨形成能を有する骨移植材はどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 異種骨異種骨は処理されて生きた細胞を含まないため、骨形成能はなく主に骨伝導能をもちます。
- ⑵ 自家骨生きた骨形成細胞を含み、骨形成能、骨誘導能、骨伝導能のすべてをもちます。
- ⑶ 炭酸アパタイト炭酸アパタイトは人工骨で、骨伝導能をもちますが骨形成能はありません。
- ⑷ リン酸三カルシウムリン酸三カルシウムは吸収性の人工骨で、骨伝導能をもちますが骨形成能はありません。
- ⑸ ハイドロキシアパタイトハイドロキシアパタイトは人工骨で、骨伝導能をもちますが骨形成能はありません。
解説
正解は⑵です。骨移植材に求められる性質には、骨形成能、骨誘導能、骨伝導能があります。骨形成能は、移植材そのものに含まれる生きた骨芽細胞などが新しい骨を作る能力で、これをもつのは自家骨だけです。自家骨は骨誘導能と骨伝導能もあわせもつため、骨移植材のゴールドスタンダードとされています。異種骨(ウシ骨由来など)、炭酸アパタイト、リン酸三カルシウム、ハイドロキシアパタイトは生きた細胞を含まないため骨形成能はなく、主に骨伝導能を利用する足場として働きます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成