安全域を設けて切除するのはどれか。2 つ選べ。
安全域を設けて切除するのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 外骨症外骨症は反応性の骨の隆起で、必要に応じて削除しますが、安全域は不要です。
- ⑵ 紅板症癌化率の高い潜在的悪性疾患で、生検時に癌であることも多いため、安全域を設けて切除します。
- ⑶ 多形腺腫被膜が不完全で再発しやすく悪性転化もあるため、周囲組織を含めて安全域を設けて切除します。
- ⑷ 類皮囊胞類皮囊胞は良性の囊胞で、囊胞壁ごと摘出すればよく、安全域は不要です。
- ⑸ 線維性異形成症線維性異形成症は成長終了後に必要に応じて形態修正(減量)を行うもので、安全域を設けた切除は行いません。
解説
正解は⑵と⑶です。紅板症は口腔潜在的悪性疾患で、生検時にすでに上皮内癌や浸潤癌であることも多く、癌化率も高いため、周囲に安全域を設けて切除します。多形腺腫は良性の唾液腺腫瘍ですが、被膜が不完全で腫瘍細胞が被膜外に突出していることがあり、核出術では再発しやすく、悪性転化(多形腺腫由来癌)の可能性もあるため、周囲の正常組織を含めて安全域を設けて切除します。外骨症、類皮囊胞、線維性異形成症は、必要に応じて切除・摘出や形態修正を行い、安全域は不要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成