先端巨大症の特徴として正しいのはどれか。3 つ選べ。
先端巨大症の特徴として正しいのはどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 巨舌を認める。成長ホルモンの過剰により舌が肥大し、巨舌を認めます。
- ⑵ 上顎前突を呈する。先端巨大症では下顎骨が前方に過成長し、上顎前突ではなく下顎前突を呈します。
- ⑶ 下顎空隙歯列弓を認める。下顎骨と舌の肥大に伴い歯列弓が拡大し、下顎に空隙歯列弓を認めます。
- ⑷ 骨端線の早期閉鎖を認める。先端巨大症は骨端線閉鎖後に発症するもので、骨端線の早期閉鎖は特徴ではありません。
- ⑸ 成人期の成長ホルモンの過剰分泌によって発症する。骨端線が閉鎖した成人期に、成長ホルモンが過剰分泌されて発症します。
解説
正解は⑴、⑶、⑸です。先端巨大症は、骨端線が閉鎖した成人期に下垂体腺腫から成長ホルモンが過剰に分泌されて発症し、骨の長さではなく末端部や軟部組織が肥大します。顔面では下顎の前方への過成長(下顎前突)、眉弓や頬骨の突出、口唇の肥厚、巨舌がみられます。下顎骨と舌の肥大に伴い下顎の歯列弓が拡大し、空隙歯列弓となります。骨端線閉鎖前に発症すると巨人症となり、骨端線の早期閉鎖は先端巨大症の特徴ではありません。上顎前突ではなく下顎前突を呈します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成