内分泌器官とその機能低下によって生じる疾患の組合せで正しいのはどれか。1 つ選べ…
内分泌器官とその機能低下によって生じる疾患の組合せで正しいのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 下垂体 ― Cushing 病Cushing病は下垂体のACTH産生腺腫による機能亢進で、機能低下ではありません。
- ⑵ 甲状腺 ― Basedow 病Basedow病は甲状腺機能の亢進によるもので、機能低下ではありません。
- ⑶ 副甲状腺 ― クレチン病クレチン症は先天性の甲状腺機能低下症で、副甲状腺の機能低下ではありません。
- ⑷ 副腎皮質 ― Addison 病Addison病は副腎皮質の機能低下で、色素沈着や低血圧などを示します。
- ⑸ 副腎髄質 ― 褐色細胞腫褐色細胞腫は副腎髄質の腫瘍によるカテコールアミンの過剰分泌で、機能低下ではありません。
解説
正解は⑷です。Addison病は、自己免疫や結核などにより副腎皮質が破壊されて、コルチゾールやアルドステロンの分泌が低下する慢性副腎皮質機能低下症です。倦怠感、低血圧、低血糖、低ナトリウム血症に加え、ACTHの増加により皮膚や口腔粘膜に色素沈着がみられるのが特徴です。Cushing病は下垂体のACTH産生腺腫による機能亢進、Basedow病は甲状腺機能亢進、クレチン症は先天性の甲状腺機能低下、褐色細胞腫は副腎髄質のカテコールアミン過剰です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成