バソプレシンを分泌する神経細胞の細胞体が存在するのはどれか。1 つ選べ。
バソプレシンを分泌する神経細胞の細胞体が存在するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 海馬海馬は記憶に関わる大脳辺縁系の部位で、バソプレシン産生細胞はありません。
- ⑵ 視床視床は感覚情報の中継核で、バソプレシン産生細胞はありません。
- ⑶ 視床下部視床下部の視索上核・室傍核に、バソプレシンを産生する神経細胞の細胞体があります。
- ⑷ 下垂体前葉下垂体前葉は腺組織で、成長ホルモンなどを産生し、バソプレシンは分泌しません。
- ⑸ 下垂体後葉下垂体後葉は神経終末からバソプレシンを放出する場所で、細胞体はありません。
解説
正解は⑶です。バソプレシン(抗利尿ホルモン)は、視床下部の視索上核と室傍核にある神経分泌細胞で合成されます。合成されたホルモンは軸索を通って下垂体後葉へ運ばれ、そこで貯蔵されて血中に放出されます。そのため細胞体は視床下部に、神経終末は下垂体後葉にあります。下垂体前葉は視床下部ホルモンの調節を受けて自ら成長ホルモンなどを産生する腺組織で、バソプレシンを分泌する神経細胞は存在しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成