炎症性サイトカインの産生を抑制するのはどれか。1 つ選べ。
炎症性サイトカインの産生を抑制するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ インスリンインスリンは血糖を下げる膵β細胞のホルモンで、炎症性サイトカイン抑制が主作用ではありません。
- ⑵ ガストリンガストリンは胃酸分泌を促す消化管ホルモンで、抗炎症作用はもちません。
- ⑶ チロキシンチロキシンは代謝を亢進させる甲状腺ホルモンで、サイトカイン産生抑制の作用はありません。
- ⑷ エストロゲンエストロゲンは女性ホルモンで、骨代謝などに関与しますが代表的な抗炎症ホルモンではありません。
- ⑸ コルチゾールコルチゾールは糖質コルチコイドで、炎症性サイトカインの産生を抑え強い抗炎症作用を示します。
解説
正解は⑸です。コルチゾールは副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドで、NF-κBなどの転写因子を抑えることでIL-1、IL-6、TNF-αといった炎症性サイトカインの産生を抑制し、強い抗炎症・免疫抑制作用を示します。この作用を利用したのがステロイド薬です。インスリンやガストリン、甲状腺ホルモン、エストロゲンには、このような主要な抗炎症作用はないと考えられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成