上顎急速拡大装置の効果判定に用いられるのはどれか。2 つ選べ。
上顎急速拡大装置の効果判定に用いられるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ MRIMRIは軟組織の評価に優れますが、正中口蓋縫合の離開の確認には一般に用いません。
- ⑵ 咬合法エックス線画像上顎正中部に三角形の透過像として正中口蓋縫合の離開を確認できます。
- ⑶ 咬翼法エックス線画像咬翼法エックス線画像は隣接面齲蝕や歯槽頂の骨吸収の評価に用い、縫合の離開は観察できません。
- ⑷ 歯科用コーンビームCT正中口蓋縫合の離開や歯・歯槽骨の変化を三次元的に評価できます。
- ⑸ 側面頭部エックス線規格写真側面頭部エックス線規格写真は前後的・垂直的な評価に用い、幅径方向の縫合の離開は評価できません。
解説
正解は⑵と⑷です。上顎急速拡大装置は、正中口蓋縫合を離開させて上顎歯列弓と上顎骨の幅径を拡大する装置です。効果判定では、正中口蓋縫合が実際に開いているかを確認する必要があります。咬合法エックス線画像では上顎正中部に三角形の透過像として縫合の離開が観察でき、歯科用コーンビームCTでは縫合の離開や歯の傾斜、歯槽骨の状態を三次元的に評価できます。MRIは軟組織の評価、咬翼法は隣接面齲蝕の検出、側面頭部エックス線規格写真は前後・垂直的な評価に用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成