セファロ分析の距離計測項目のうち、舌突出癖によって値が変化するのはどれか。1 つ…
セファロ分析の距離計測項目のうち、舌突出癖によって値が変化するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ N-SN-Sは前頭蓋底の長さで、口腔習癖の影響を受けにくい項目です。
- ⑵ S-BaS-Baは後頭蓋底の長さで、舌突出癖によって変化する項目ではありません。
- ⑶ N-Me舌突出癖による開咬と下顎の後下方回転で前顔面高が増加し、N-Meの値が大きくなります。
- ⑷ Go-MeGo-Meは下顎骨体の長さで、舌突出癖で直接変化する項目ではありません。
- ⑸ ANS-PNSANS-PNSは上顎骨の前後的な長さで、舌突出癖によって変化する項目ではありません。
解説
正解は⑶です。舌突出癖があると、嚥下や安静時に舌が上下の前歯の間に入り込み、前歯の萌出が妨げられて前歯部開咬を生じやすくなります。開咬に伴って下顎が時計回りに回転し、前顔面高を示すN-Me(ナジオンからメントンまでの距離)が大きくなります。N-Sは前頭蓋底長、S-Baは後頭蓋底長、ANS-PNSは上顎骨の長さ、Go-Meは下顎骨体長で、いずれも骨格の基本的な大きさを表し、舌突出癖という機能的要因で直接変化する項目ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成